坂本社労士のブログ

南極氷床 崩壊止まらず   ( 2014.05.19 )

米航空宇宙局(NASA)と米カリフォルニア大学の研究チークは、南極西部の巨大氷床の崩壊が止まらず、海面の上昇が予想より早まるとの研究成果を発表した。

研究チームは1973年から40年間で、南極西部の氷床の溶ける量が77%増え、氷床の動きが加速していると指摘、崩壊は止まらないだろうと説明している。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、1901年~2010年に海面は19センチ上昇した。グリーンランドでも氷床の崩壊が確認されており、地球の南北で氷床が減ったことを挙げて、2100年までに海面が26センチから98センチ上がると予想している。

98センチ海面が上昇したら日本はどうなるのだろうか?海で囲まれた日本は住めない海岸沿いの街が多数現れ、津波の恐怖が倍増することは容易に想像できる。

中国はエコカーへの補助金の拡大やEV自動車の充電インフラ整備を加速するようである。中国が本気で温暖化対策に取り組むのは非常に歓迎する。日本でも火力発電に頼らない発電システムへの変換をもっと加速させるべきであり、我々個人レベルでも、少しでも良いのでエコを推進する必要が生じていることを痛感する。

 

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